地獄が呼んでいるのダイナのネタバレレビュー・内容・結末

予告動画に惹かれ一話だけ・・・のつもりが一気に観てしまいました。
観る前はどうやって怪物に立ち向かうか、という話かなと予想していましたが、どうしても避けられない超常現象が発生した場合人間はそれぞれどうするか、社会はどう変わっていくかという話のように感じました。

個人的に気に入っているのは大勢の人に目撃させられる予告中継の場面。壁をくり抜いてVIP席用意したり、その後中継現場の家具や遺体？まで展示したりといった展開は傍から見たら狂っているけど面白かったです。

なぜわざわざ予告するのか？人によって時間が違うのはなぜか？なぜ三体出てくるのか？とかはそういう現象だから、で強引に納得することにします。

序盤のチョン・ジンス（ユ・アンス）の不穏なカリスマ演技がとても良かったので、シーズン後半は面白いけど少し物足りなさもありました。しかし最終話の展開はとても興奮しました。赤ちゃんが生きていたのは親の愛？（物理的な防御は無さそう）そしてラストの再生について、これはチョン・ジンス含め多くの予告を受けた人達が戻ってくるんでしょうか。（地球にない無機物状態の殻に地獄から魂が戻ってきた？）そうなると罪人として裁かれたと思われている世界でどう振舞うのか。そもそも本人なのか、地獄で何を見たのかと続きが気になって仕方がない作品でした。