Kz氏

地獄が呼んでいるのKz氏のレビュー・感想・評価

地獄が呼んでいる(2021年製作のドラマ)
4.0
巻を措く能わず、というけれど、テンションに耐えきれずに時折pauseをかけてしまったのは、サブスクの欠点。鬼が現れて無作為に人を地獄に送る、というとんでもないIFストーリーで、ここまでサスペンスを盛り上げるのは、「新感染」監督の手腕。

ビジランテが権力を得て、「思想」のために「罪過」を創作し始めるのは、文革の赤衛兵を思わせる。けれど、ネットがそれに熱狂的に乗じると、トランプ支持のQアノンに等しく、もはやマオイストでさえないカルト狂信者となる、という話、に思える。
Kz氏

Kz氏