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今どきの若いモンはのkuuのレビュー・感想・評価

今どきの若いモンは(2022年製作のドラマ)
3.7
『今どきの若いモンは』

放送年 2022年。
話数 全22話。
WOWOWオンデマンド放送分、30分で回数は、全8回となってるし、小生が見たのは分割された(1話約8分位のもの)ものかと思います。
キャストは結構キャラが直ぐに立ち、1話一話短い時間でも楽しめました。

誰でも絶対云われたくな~いっ
云いたくもな~いワード。
そんな一言が口癖の
“究極の上司”
見る聴くのモチベーションが持つ、いや、長くても目が離せなくなったお仕事ショートドラマでした。
お話は、
とある商社、三ツ橋商事営業部。そこに一見コワモテのその男、課長・石沢一(反町隆史)がいた――。
『今日も残業だ』
『働き方改革のうまみなんて降りてこない』
と嘆く若手社員たち。彼らの愚痴に
『。。。ったく』
と鋭い視線を向ける石沢。
その言葉の先を待たずに若手社員たちは逃げていく。
そんな中、彼の部下に配属された新入社員の麦田歩(福原遥)が緊張と不安を抱きながら出社すると。。。
指導をしてくれる先輩・舟木俊(中村海人)はよく分からない横文字用語ばかりで仕事についていけず、全員がテキパキと仕事をこなし、部署の空気にもなじめない。
ひとりデスクでお弁当を食べるのが唯一の心休まる時間だ。
すると、突如麦田の目の前に現われた石沢。
『ったくっ、今どきの若いモンは。。。』
ちゅう石沢の言葉に麦田は!?
石沢は良い上司なのか?
どこか謎めいた影のある私生活に“ある疑念”を抱きながらも、石沢という上司の存在に麦田や若手社員たちは。。。

小生は、リーマン生活ほぼ皆無ながら今作品は、上司からの部下、部下から上司への関係構築のカギ(理想ながら)なんかなぁと思いつつクスッと笑えて、時には胸がジーンときて見ました。
まぁ今作品は、なんて云っても石沢一役の反町隆史が味があるし、爆笑じゃないけどクスッと笑わしてくれました。
しかも、こんな上司居らんやろ~って思いつつも、野郎ながらキュンですっになりました。
GTOの鬼塚役が良かったのかコメディも巧、反町。
ファンなら嵌まると思います。
また、麦田歩役の福原遥は可愛いし、一生懸命役柄を演じてるし好感が持てたかな。
最近観とるドラマに、妙に福原遥出演してる。
福原は左利きらしいけどドラマによっては箸などの持ち手を左右で使い分けてるそうな。
役で利き手設定があるんか疑問は沸くが、にしても役で利き手変えられる俳優さんて中々の存在なんかなぁとは思うが、少し演技が似てるのは演出のせいか、演技のフリ幅か今後期待したいかな。
これまたリーマン経験ほぼ皆無ながらこないな部下が居たら仕事行くの楽しみになりそう。
中村海人(Travis Japan/ジャニーズJr.)が演じる麦田の会社の先輩の舟木俊役は横文字混じりの言葉を連発するし、こないなリーマン意外に居ったりしたら後輩なら笑って仕事にならんかも。
中々ええ先輩なんやなぁ意外にって思ったかな。
それに、違う課の課長恵比寿良二の藤井隆は意地悪役がホンとは意地悪ではないが自分の役割を理解して生きる上司役を熱演してた。
風間宏役の萩原聖人はデブ。 
取引先の田貫常務にイッセー尾形は言葉を少ない割には間が巧かった。
てか、今作品は反町の
『近頃の若いモンは』
の台詞が毎回アレンジが加わってて何度聴いても厭きなかったけど、何より間が巧かった。
勿論、多くの役者陣の間が巧く、笑いやジーンと来る場面の善きスパイスになってました。
あと、稲垣勇吾役に本髙克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、高良秀樹役に篠原篤、謎の美女に大友花恋、麦田ひとみ役に冨手麻妙、ジャイアント剛田役にカズレーザー(メイプル超合金)、ミクに戸松遥(声)、鬼戸誠一郎:木下ほうか(出てたかなぁ?)
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