このレビューはネタバレを含みます
「この題材ならこうであって欲しい」が全クリアされたMoMに対してこちらの作品は何だかなという印象
3話まではイマイチノれないなあと思っていたから4話で思わぬ方向へ舵を切ったのは良かったと思う。のだが…
アドベンチャーとしての罪作りな点
トントン拍子感、キャラクターの記号感にしっかり理由を用意するのかと思っていたのだがどうやらそんなこともなく。
鳴り物入りした割にというか…
大したことにならなかった印象
現実にも虚構にも居場所を見出す「どちらもなくては生きられない」エンディング自体は悪くないと思うのだが、いかんせん虚構パート(アメミット周り)が別に面白いわけではないのが欠陥
頭の中の話だったのであれば(「もう終わりにしよう」的な感じで)ご都合が過ぎるゆるゆる脚本でも許せたかもしれないが、どんでん返しで二つの世界の境界線をぼかすには少し微妙
プロットの緩さはまだ良しとして、スティーブ達とコンス、ハロウの思想対決にあまり面白味を見出せなかった。
アクションも珍しく額の傷などではなく血に染まった手を見せたりした割に「痛そう」と思う描写は逃げ腰で避け続けているように感じて良い印象は受けなかった。
「観たかったもの」は別に観れなくて良いのだが、「観せているもの」が逃げ腰である作品にあまり高評価は与えられない。
まだまだ残った謎はあるのでシーズン2次第な感じではあるのだが、最終的にはまあまあだった。
クリフハンガーも最小限で、ちゃんとMCUと絡めてないのは好印象
スペクターは007ネタ？
アイザック兄貴の演技と1話のカーアクション、「スーツ」は素敵でした。
アバターネタには大歓喜
私は青のやつよりアニメ派です！
