いまばりタオリー

ミズ・マーベルのいまばりタオリーのレビュー・感想・評価

ミズ・マーベル(2022年製作のドラマ)
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スパイダーマンなき今キッズヒーロー枠として女性パキスタンヒーローが親愛なる隣人を務める。
今回は女性版という事でラブロマンス要素も割と多いというか、イケてない設定はどこへやら結構モテまくりです。

家族と絆を深める事が難しかったピーターパーカーとは違いカマラは両親2人から名前とユニフォームを、そして祖母から大いなる力を貰うという家族の継承展開は中々に胸熱。

今回はヴィランというヴィランは存在せず、お互いの信頼を築けない事が対立を生んでいる。
始まりは両親と友人、そして祖母と母親の対立、カムランの母ナジマとアイシャ、ダメージコントロールとカムラン、皆何を考えているか分からない事への恐怖から対立する。信頼するには声を聞かなきゃならない、とても日常的な事。

お互いを信頼する事で世界はピースになる。多国籍ヒーローとして力強い大切なテーマだなあと。

ただ正直一本の映画にまとめて欲しかったかな。多分2時間で全然いけるだろこれ。
レッドダガーとかマジいらねえ、、、。
あとカマラはヒーローになったけどあの人まだそこまで人助けしてないから皆んなが力になってくれる展開は弱い。スパイダーマン2の熱さはまだ早いぞ!そもそもゾーイが怪我しそうになったのもカマラ自身のせいだろ。あの子を都合のいいお助けキャラにしてるのはズルい。あんなふうに使うならもっと出さないと。

カムランの母親もバングル狙ってんだったら初見から襲え!お前ら流石に雑魚すぎる。あとヒーローコンてなんだよ、あんなリアルにヒーローいたらあんなオタク丸出しのコミコンになんねえだろ。

元々トムホスパイディヘッズじゃないので今作もそこまで前のめりで見てはいなかったがそこそこ楽しめた。ちょっと気に入らない展開も多いけれど、、、。

今後の活躍に期待。