このレビューはネタバレを含みます
スパイダーマン以来の学園系だったので、フレッシュさがなんだか嬉しかった。今っぽい演出やカラフルでポップな雰囲気は楽しかった。
存外学園での生活は序盤だけで、早々に何やらルーツにまつわる大きな事件へと発展していってしまったが、最終決戦が学校を舞台として繰り広げられたのは物語にとって象徴的でもあり、ある一人の少女のヒーローオリジンとしてすっきりとした良さがあった。
夢見がち少女なカマラも愉快で好きだが、ブルーノもまた良くって「イスの男」感が懐かしく、やっぱこういう秘密を共有する唯一無二な関係ってワクワクドキドキするなぁと思った。
見慣れない文化形態は新鮮で面白かったけれど、それも毎週となると若干胃もたれしてしまうように思った。ただそれだけでなく普通の日常も挟み込まれていたので結果もう少し知りたいと思えるほどの良いバランスだったのかも。
思わぬところでテンリングスやミュータントとの関わりが示唆されていたし、なにより最後のクリフハンガーが強烈でいきなり大問題が導入され、がっつりMCUに関わってきそうな感じなので、これからに期待したい。
（またキャロル髪型変わってたな）
