マーベルなので家族の話だから、あらゆるひとに見捨てられ、拒絶し、結局フィスクがいざなう道を歩むほかなかったマヤを救うのが自らのルーツのレガシーであるのはふぅんという感じではあるが、結局人間にはルーツに戻ることでしか得られない癒しがあるのだろうという気もする。祭りとか伝承とか、残るものっていちばん強いんだよな結局。
フィスクの存在感は健在であるが明らかに弱くはなっており、今回は彼の痛みや苦しみの癒しを試みており新しかった。ラストでは新たな展開を予感させるが、やっぱりニューヨーク編はネトフリ版マーベルみたいなダークで無慈悲なストーリー展開を期待したく、でもディズニープラスでは無理だろうからあんまり面白くないんだろうな、という諦めもあり。つらいな…
