京都京極堂

エコーの京都京極堂のレビュー・感想・評価

エコー(2024年製作のドラマ)
3.6
『Marvel Spot Light』と題してサブキャラを主人公にしたドラマ第1弾…

予告映像ではNetflixドラマのような血みどろのリアル感重視のバイオレンスドラマかと思っていましたが…
第1話冒頭からなんのこたーないまぎれもないMCUドラマでした(笑)

原作でのエコーは基本的には鍛え上げられた人間でスーパーパワーを持っていません。
幼少期より聴覚障碍を患い手話と読唇術で意志疎通をおこないます(足の障害はありません)。

あの『タスクマスター』と同じく他者の動きを一目みただけでコピーできる能力をもち、優れたマーシャルアーツとアクロバット能力で闘います。
のちに『フェニックスフォース』の宿主となり超常的パワーを発揮します。

ニューアベンジャーズに協力し日本に潜入、『ローニン』を名乗りザ・ハンドやシルバーサムライの動向を探りますがその際『エレクトラ』に化けていたスクラル人を発見、これが『シークレットインベージョン』の発端になります。

さてさてドラマですが
ウィルソン・フィスクとの関係を精算し一旦捨て去った故郷を取り戻すマヤ・ロペスがえがかれます。

このフィスクとマヤの関係はサノスとガモーラの関係性と似ています。

第5話ではあいかわらずのMCUらしさが全開でちょっと「うーん、なんだかなぁ」という感じがしましたが(笑)、近年のダメダメドラマの中ではベストの出来で面白いドラマでした。

このドラマを見た人はきっとマヤが大好きになるでしょう。

『デアデビル/ボーンアゲイン』ではきっとキングピンが市長になって登場することでしょう。


ちなみに『デアデビル/ボーンアゲイン』で嬉しいお知らせ。
Netflix版の相棒、フォギーとカレンの登場が決定です、よかったー。

あれっ…ところで『デアデビル』に仮にエコーが出てきて共闘したら…この二人はどないしてコミュニケーションとるんでしょ?
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