浅葱

すべてがFになるの浅葱のレビュー・感想・評価

すべてがFになる(2014年製作のドラマ)
4.0
綾野剛出演作26本目
地上波放送当時見ていた記憶あるし毎話「あーあったな」って思うのに要所要所何も覚えてなかった。

原作未読。こういう推理もの(とはいえ視聴者に推理させる気あんまない)好きなのでばーっと見られて楽しかった。犀川先生の同級生2人相手には態度が雑になる感じや、別に特段クールなわけではない雰囲気がよい。天才的で興味の対象が狭いけど、真賀田博士より「俗っぽい」感が自然。1話の「自分が理解できるので説明するという発想がない」態度良かったので2話以降もそういうシーンあって欲しかったな。
各事件も小説一作分を2話毎に纏めてるだけあってサクサク進んで爽快。2人の行く先々で景気良く人が死ぬ。西之園さんがあまり事件にも死体にも驚いたり恐れたりしないキャラなのもあって重くなりすぎないのが、エンタメに収まる感じでよかった。

とはいえシンキングシーンの演出、「役割を持つ独立した人格を複数保持している」という評の視覚化なんだろうけどもう少しどうにかならなかったんだろうか……
浅葱

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