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僕らの食卓のShoMのレビュー・感想・評価

僕らの食卓(2023年製作のドラマ)
4.0
家庭環境から人と食卓を囲めない豊。母を亡くし幼い弟の面倒を見る穣。良くも悪くも“家族”にとらわれた2人が出会い、新しい家族になる話。

おとんの「誰かを愛することって失う時の痛みも引き受けること」の台詞に涙する。

食卓を囲むシーンはホッコリするというか心が洗われるというか。
心情の描き方が丁寧で、飯島寛騎の目が穣が豊を好きになっていく過程を前半からしっかり表している。弟・種の対応をめぐる元カノと豊の対比が良い。除夜の鐘が鳴る中の肉まん味のキスがロマンチックじゃなくて逆に良い。
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