堤監督の演出ってトリッキーかつ大振りであんまり好みじゃないけど、「習字でキーワードを書いた紙を散らばらせて推理する戸田恵梨香」と「時を止める神木隆之介」のビジュアルは頭に残り、作品の核になっていたと思う。ビジュアル勝ち。
不吉×不気味×シュールギャグの畳み掛けという感じで、スペックホルダーと呼ばれる特殊能力者がたくさん出てくるわりにワクワクより喪失感や不安感が強く、観ていてあまり幸福感を感じなかった。映画まで引っ張ったってことは当時それなりにヒットしたんだと思うけど、若者中心にこの尖りっぷりがウケたのかなぁ？
ただ観ているうちにクセになっていく感はあり、2周目観ると結構面白かった。密度が濃いから1回観ただけだとスピードについていけないのかも。
ドラマではほとんど何も分からなかった…という終わり方だったので映画とスペシャルドラマ全部観てから有識者の解説読んでやる！(投げるな)
※最後まで全部観ました！今思うとドラマで個別のスペックホルダーの謎解きしていた頃が一番面白かったわ😂日常でいいんだよ…。能力バトルものとしては粗はあったけど、旬の俳優が超能力者役をやるっていうのは鉄板で楽しめるよな〜そこは良かった。
