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その年、私たちはのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

その年、私たちは(2021年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

可愛い!評判通り良ドラマ!

高校時代にドキュメンタリーに出演した2人はその後交際して破局。再会した2人は10年振りにドキュメンタリーに出演する事になって…ってお話ですね!

まず、全体の雰囲気が良い!少女漫画っぽいキャラクターと展開、映像も音楽も綺麗で大変好みでした。強いストーリーラインは無いのに、キャラクターが皆良いので、「この子たちをずっと見ていたい!」という気持ちにさせられました。

ラブライン、じれったくて可愛いかった。ツンデレ×ツンデレですね!基本的には、素直に全開で好き好き言う溺愛バカップル好きなので、「好きって言ってくれない彼氏」も「本心を言えない彼女」も好きじゃなく、「本当の理由を伝えず去る恋人」も嫌い。

苦手要素が満載なのに、この2人はそれを上回る魅力でした!不器用ですれ違ってしまう、初恋の初々しさが満載。君達は中学生か⁉︎ と言いたくなるような恋愛スキルの低さが可愛い!w

普通5年付き合ったら、恋愛の一番楽しい時はもう終わってるんじゃ、とか、その後誰とも付き合って無いなんてあり得ない!等という下世話な突っ込みが全否定されるかのような、一途な初恋同士の2人。少女マンガかくあるべし!

可愛いがしかし、チェウシクに恋って程じゃなかった。一途な初恋感は満載なんだけど、幼過ぎ?なんでフラれた後頑張らなかったのか?とか、何で好きって言わないの?とか、が気になったかな?

基本は強いヒロイン好きなんだけど、このカップルはかなり女性主導に見えて現代的。やっぱり告白されたり、抱き付かれたりしたい!なんて思ってしまう私は前時代的なのかもしれない。

ヒロイン・キムダミも可愛いかった!「梨泰院クラス」に続き有能な現代的なヒロインかなと思いますが、見た目はずっと可愛く見えました!ま、「お金無い!」って素直に言えばいいのに、とは思ったけどw

少女マンガと言えば、チェウシク演じるウンの親友ジウクが良かった!ヒロインに片想いしている切ない役ですね!

届かない片想いの話、切なくて好き!少女マンガでいえば「ハチクロ」ですねw やっぱり経験あるだけに、その切なさに共感出来るから、でしょうか!

素敵当て馬って韓国ドラマにたくさんいるけど、このドラマではジウクの目線でもしっかり物語が語られていたため、すっかり感情移入してしまった。

ジウクがもうちょっと2人をくっつけてあげるキャラだと更に良かったな。あと、母の話はもうちょっとちゃんと回収しても良かったし、後輩とちゃんとくっつけてあげても良かった!

素敵シーン

第8話 昔旅行に行った2人の思い出。バス停でヨンスはウンの写真を撮る。

ヨンス「私の方がもっと愛してる。知ってた?」
ウン「知らない。だからずっと教えて」
(ウンがヨンスにキスする)

撮影旅行の雨のキスシーンも良かったですね!映像、音楽美しかった!

第14話 迎えに行くのは嫌かと電話で聞くウン

ウン「じゃあイヤじゃなかったんだな」
ヨンス「うん」
ウン「分かった 後ろを向いて」
(ヨンスの後ろに歩いていたウン)
ウン「そういうことが他にもあるなら教えて。教えてくれないとバカだから分からない。だから、僕に何でも話して」
ヨンス「うん」
ウン「君が言ったことは全部覚えるから教えてくれ」
ヨンス「分かった」
(手をつないで歩き出す2人)

可愛い!多幸感!何でも受け入れてくれて、彼女のために一生懸命な彼氏、最高ですね!

というわけで、チェウシクに恋はしなかったけど、全体可愛くて多幸感なドラマでした!良き!
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