尾道映画祭にて。
3分×9話を、27分の短編に編集したものを鑑賞。

知らない者同士だから繋がれることは多々あって。

何もない青春を、何にも代えがたいと思える未来はある。

母は娘の気持ちをわからずとも、分かりたいという志向が二人を近づける。

尾道の美しい海辺に二人。寄せては返す波のように、想いは、繋がりは揺れ動いて来る。

感染症を大義名分に、青春を何もなくさせる政治には、「叫ばないと生きていけない」。

1話3分のドラマ。
コロナ禍で文化祭が中止となり、青春の喪失感に思い悩む少女が、不思議な公衆電話で悩みを抱える他人と繋がる。

OPから素敵で、尾道の美しい海と坂の町の映像に引き込まれた。
合計でも27分なので伝えられることは限られているが、マスクもなく対面で会って思い切り自分の胸の内を叫べる、このドラマの世界に希望を持てた。
本当に叫ばないと生きていけない。

こういうドラマに西田さんはとても映える。
主演の甲斐さんも初めて見たがピュアな演技が良かった。
自分もあんまり詳しくないから下手なこと言えないけど、尾道と言ったら大林宣彦だろとは思った。

終わったと思ってなかった

短すぎてよくわからんかったけどOP素敵でした