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正直不動産2のpokotanのレビュー・感想・評価

正直不動産2(2024年製作のドラマ)
3.8
今作では、新キャラがかき乱していく。

まず、ディーンフジオカ、扮する神木涼真。
あのタップはなんなの?という謎を残しながら、不動産の完璧で巧みな営業テクニック。
先回りして、自宅まで調べ上げたり、やや強引すぎてツッコミどころ満載。
1番に執着して、どんどん暴走していく。
9話でついに明らかになるタップの悲しい意味と1位にこだわる理由。
そんな過去があったなんてと驚いた反面、それ故に、最終回はいまいちだった。
そもそも神木が何で永瀬の言葉を考え続けて2位になるのかが腑に落ちない。
あれだけ家族のために1位にこだわり続けてきたのに、どうして見えなくなるのを分かっているのに、2位に落ちてもいいという考えに至ったのかがいまいち分からない。

次に、ゆとりを極めたZ世代のクソ後輩の十影。
あんな奴いないだろと思うんだけど、徐々に態度を変えていく姿は可愛いんだけど、終盤またクソ野郎に戻りかけるという残念さ。

次に、どんどん成約して出来る営業マンの藤原。
仕事出来るし、助けにもなるし、1番まともで良い奴じゃん。

そして、後半に登場のチャラい営業マンの黒須。
汚いこともするが、何かあの日焼けといいおもろい。

今回も様々な不動産の事情や賃貸契約、フラット35、契約の誘引、中間金、サブリース契約やら不動産の知識が勉強になる。
永瀬の同級生エピソードの正直になれなかったラストのエピソードは面白かった。

永瀬と榎本さんとの恋模様も思ったより進展していて、意外に良い相性のカップル。

永瀬の風の演出が、ややクドい時があるが、よりパワーアップしたシーズン2もまあまあ面白かった。
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