完走。
ダウントン・アビーのクリエイター、ジュリアン・フェロウズがHBOで手掛けるのは1880年代のNY社交界。
新興成金と伝統保守のバトルは英国貴族より直接的で刺激があり、面白かった!
祖先はメイフラワー号で来たとマウント取るのスゴい。
潤沢な予算で作られた豪華絢爛な映像美を堪能。
巨額の富を武器に夫を鼓舞しつつ上流階級で高みを目指すキャリー・クーンがカッコいい。
癇癪持ちで冷酷な成功者ながら妻を一途に愛するモーガン・スペクターも魅力的。
遠回しに嫌味を言うイギリス人と違いストレートなアメリカン毒舌が小気味良い、名士の誇り高きクリスティーン・バランスキーが最高!
世間知らずで物怖じせず正しいと思ったら笑顔で爆弾発言するルイーザ・ジェイコブソン(メリル・ストリープの三女)も悪くないけど、控えめで優しく実は鋭いシンシア・ニクソンが良かった。
屋敷の使用人だけじゃなく、ブルックリンの黒人上流社会も描かれ興味深い。
ゲイのオスカーも印象的でいいキャラ。
オードラ・マクドナルド、ネイサン・レイン、ケリー・オハラとブロードウェイの大スターが出演!
ダウントニアンの端くれとしては、アメリカ人のコーラやレビンソン夫人がちょこっとでも登場したら嬉しいな。