ヘイヘイ

舞妓さんちのまかないさんのヘイヘイのレビュー・感想・評価

舞妓さんちのまかないさん(2022年製作のドラマ)
3.7
“よろしゅうおたのもうします。”


大体43分×9話のやっさし〜い作品でした!
※原作漫画は未読状態で視聴。

本作は是枝さんは総合演出というポジションみたいですが、是枝作品って擬似家族を描いてるものが多いですね。

この作品でも、置屋における姉さん、お母さんの関係がそれにあたるかと。
呼び方が必ず〜さんお母さんと呼ぶのも、この作品で初めて知ったんですが、独特のしきたり文化っておもしろい💡

そもそも、舞妓さん、芸者さんて着物着て白いお化粧してるイメージしかなかったんですが、知らない事がたくさんで気になったので調べました。

以下、芸者文化に関するサイトからの転載です。

現代の京都では、中学卒業後の15歳ごろから20歳ごろまでは芸妓になるまでの見習い修行の期間。このあいだに「仕込み」といわれる踊りや茶道、着付け、茶道、華道、礼儀作法、お座敷でお客をもてなす際の礼儀作法やしきたりなどを先輩芸妓から徹底的に仕込まれます。およそ1年の修行を重ねたのち、舞妓としてデビューします。

その後、置屋の女将や組合から実力を認められると「袴替え」という儀式ののち、晴れて芸妓(げいこ)となることができます。芸妓として独り立ちしたら置屋に籍を置き、お座敷へ出向いて接客をしたり、芸を披露したりします。
(出典: https://ichi-point.jp/geisha-geiko/)

仕込み→舞妓→芸妓というステップがあるんですね〜。初めて知りました💡
作品の中でも描かれてますが、仕込みさんは色々な雑用あって大変そうだなぁと。

あと、「はい」の代わりが「へぇ」なのも面白い!これは京都弁?なんですかね?

出てる俳優、女優さんみんな素晴らしいのですが、特に北村有起哉さんは自然でうまいなぁ〜と。

本作は何か事件が起こる系の作品ではないんですが、観進めていく内にあのワチャワチャ感がたまらなく愛しくなってしまう、そんなドラマでした。

“誰かと半分こっておいしいですよね。”
ヘイヘイ

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