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悪の心を読む者たちのdakaのネタバレレビュー・内容・結末

悪の心を読む者たち(2022年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

キム・ナムギルの色気で最初やられてたんだけど、だんだんハヨンがうける痛みが伝わってきて…没入感がすごい演技だった。

犯人役の方も、目を背けたくなるような、本当に胸糞悪くなる演技で…演じるにあたって勇気というか覚悟必要だったろうな。実話ベースだからなおさら。
自分にも他人にもいたわる心を持とうと思えたドラマ。そんなことを思わせてくれるサスペンスってすごく貴重。
だからかな?ハヨンとヨンスはもちろん、チン・ソンギュ×キム・ウォネ演じるヨンス×ギルピョ先輩後輩のやり取りもがすごく温かく感じた。お互いをいたわってたんだろうな。

記者の記事のシーン個人的にぐっときた。
被害者や遺族に寄り添える社会、これもひとつ伝えたかったことだよね。
文明の進化もよくわかる。
インスタントカメラからデジカメだったり、パソコンの厚さだったり、防犯カメラの管制室みたいなのができてたり…
ハヨンが劇中でも何回か言ってるけど、完全犯罪は絶対不可能だという社会(悪魔たち)へのメッセージにもなるんじゃないかな。

そして最後に犯人役で出てきたナチョルさん。今年の一月に体調の悪化で亡くなったらしい。印象に残る演技でいろんなドラマでお見かけしてました。ご冥福をお祈りします。
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