ヘイヘイ

二十五、二十一のヘイヘイのレビュー・感想・評価

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
4.6
Netflixよ、韓ドラがありすぎるよ。。
もう毎週のように観たことのない作品が登場するので、全然追いつかない、、、

そんな中、自分の中では埋もれていた本作ですが、職場の同僚にオススメされ観始めましたところ、またしてもハマってしまいました。韓国ドラマなので、例によって1話1h弱×16話と結構ボリュームあり。

フェンシングに青春をかけた女子高生のお話なのですが、観ながら感じたのは、少年ジャンプ的な面白さ!努力×友情×勝利、そして恋愛!

世界も巻き込んだ2人の対決はかなりアツい展開となります。かつてジャンプのスポーツ漫画が好きであったおじさんにもオススメです。

笑って、アツくなって、ウルウルして。
序盤の時点で結末がどうなるかわかる系の作品なので、終盤はずっと胸がキューとなってました。

あとはなんといっても、本作はキム•テリの魅力で溢れてます!イジンを演じてるナム•ジュヒョクとの身長差に萌え💓(といっても188cmに対して166cmとキム•テリも結構身長高い!)
そして、キム•テリは30オーバーには全然見えない…

また、全編を通して透明感ある瑞々しい感じがとってもよく出ているとこもよいなぁと。序盤には「あぁぁ、、私はいまドラマを観ているのだ!」って感じのシチュエーションが連発して胸キュンです。(注:私は32のおじさんです)

以下、お話に触れる感想です。
























以下、印象に残ってるシーンを雑記。

9話でヒドとユリムに同時突きを再現させるPDに対し、ヒドを守ろうとして熱くなるペク•イジン。
イイぜ!( ;∀;)

せっかく世界大会で初優勝したのに、疑惑の判定でマスコミにバッシングされるヒド。本作では、順風満帆で幸せなシーンがあまり続くことってなくて、最高の瞬間の裏にも常に何かが待ち構えている、それが人生っていう風に捉えました。

10話、海と砂浜を前に5人が横並びで座わってるショット綺麗!序盤にあった水道の蛇口を上に向けるシーンもイイ!

ちな、アタック、トゥッシュ、ポワンて何回も出てくるので覚えてしまいました。
(攻撃が有効面を突いたので点数入ります、という意味だそうです(笑)

終盤、2001年同時多発テロとも絡めてくるのかぁと。行方不明の犠牲者5422名、ていう台詞ありましたが、数が大きすぎて麻痺するけど、5422件の殺人事件があの一瞬で発生したって考えると本当に重い。

序盤のあのキラキラした感じと最終話のテイストがかなり違うので、改めて1話を思い出しながら「あぁ、昔はこんなことあったなぁ」と振り返って辛い…
と決して現実の出来事ではないのにそんな風に思わされるレベルで感情移入しちゃいました。
“尊い”っていうのはこういう感情なのか?

あとトンネルが出てくる演出は、いわゆる”通過儀礼”としてのメタファーなのかなぁと勝手に思ってます。(不思議の国のアリス、千と千尋的な)



「虹じゃないならなんなの?」
「愛、愛だ。“虹”は要らないよ。」
 ハイ、昇天😇
ヘイヘイ

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