韓国史巻き込み財閥系なろう小説発展型人間ドラマ。ソン・ジュンギの学生シーンはちょっと厳しいかもしれないが圧倒的ビジュアルで違和感はまあ問題なし。ジョンホが歌うOST「GRAVITY」は物語の最高潮に相応しい歌でこんなに作品と合うとは…もっと早く鑑賞すれば良かった(Lemino様ありがとうございます)。
韓国史に沿って投資、資本増強、対財閥なのは理解出来るがそこまで彼らに憎しみを感じることもなく(私的に元家族愛シーンはそれほど印象に残らず)、ただ単に俺TUEEEEしたいソン・ジュンギを見守る(し、絶対に勝てるのは目に見えてる)いわば題材そのものは深夜アニメ枠。ただ、そこと異なるのは有名俳優陣の演技力と見たことの無いリアル財閥生活(とはいえここは弱かった)を目で見て楽しめる点にある。
序盤はともかく、後半になるにつれて"衝撃"→定番ドデカ動揺爆音BGM→全く脈絡のない"転換"の展開が鬱陶しい。ドデカBGMで物語の分岐点をわかり易くする一方で、そのパートに関する登場人物たちのその後は特に何もなく、フェードアウトしてしまうのは、人数も多いし仕方ないのか。大体が同じことの繰り返し、とにかく展開が読めてくるので飽きてしまう。
祖父と孫のつながりよりも、会社やお金をとりまく関係性の方が強く描かれている分、情を感じる瞬間は感動が強かった。
それにしても最終話あたりの懺悔と後悔、時間軸の交差はアツすぎた。SFバンザイ。あくまでウチらからみた主人公たちはソン・ジュンギだったけど、登場人物からみた主人公は別人のビジュアルな訳で……。
見たことある俳優さんだらけだし、演技に関しても迫力があって面白かった‼️原作とは異なるラストとのことですが、これはこれで満足ദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )
