ツノメドリユージーン

二十四の瞳のツノメドリユージーンのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(2022年製作のドラマ)
3.9
二十四の瞳には思い入れがありすぎて
原作も何十年も前子どもの頃に読んで
えらく感動した。大石先生は理想の先生だし、もう、松っちゃんという言葉を思い出すだけで涙腺崩壊しそうになるのだけれど
何度もドラマ化映画化されているので映画は木下監督の決定打がありますし、土村芳さん?知らないのであまり期待せず観始めた。
これが驚きましたが、土村芳さんの演技の的確なこと。大石先生の人柄が滲み出てくるような自然さ。今まで大石先生を演じた女優の中でもトップクラスの演技でした。内容も久しぶりで忘れていたエピソードも多く、あれこんなに早く子ども達と別れたんだっけと、とても新鮮に観ることができました。
子役や子ども達が大人になってからのキャスト陣も子役に似た人を選んでいて細部まで本当に丁寧につくられたドラマでした。
途中からずっと泣きっぱなしだったのは言うまでもありません。