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ヤング・シェルドン シーズン2のkuuのレビュー・感想・評価

3.8
『ヤングシェルドン シーズン2』
原題: Young Sheldon.SEASONS2
製作年2018年。
シーズン2.全22話。

『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』の前日譚スピンオフ第2シーズン。
『ビッグバン~』の製作スタッフが手掛けているのでクオリティは、本家がお好きなら折り紙付き。
家族アルアルで、本家を知らなくても十分に楽しむことができると思います。

ヤング・シェルドンは第2シーズンを迎え、2回目の笑いをもたらしてくれました。
しかし、今シーズンは若き天才が学ぶべき人生の教訓をもたらすのもグレードアップ。
自分にしか聞こえない音がするという理由で冷蔵庫をバラバラにした後、小さなシェルドン・クーパー(イアン・アーミテージが可愛いねんなぁ)は家族に数百ドルの出費を強いてしまった。 
そのため、シェルドンは父ちゃんへの返済のために近所の新聞配達をすることになったが、彼はそのことを必ずしも喜んではいなかった。
シェルドンにとってこれは簡単な仕事に聞こえるかもしれないが、他の人にとっては簡単なことでも、彼にとっては全く違う。
シェルドンは、重労働が実は大変だということにすぐに気づきました。
早朝や暴風雨の中、新聞配達を続けて1週間、シェルドンはもう限界だと思い、夕食時に家族に暴力を振るう。父親が話を聞きにきて、『あんな風に人に荷物を降ろしたらダメだ』と説明すると、シェルドンはその教訓を胸に刻んだ。

今作品の魅力は、『ビッグバン★セオリー』で多くの人が愛するようになった天才の世界に視聴者を引き込むだけでなく、共感と理解を教えてくれることです。
シェルドンが常に学んでいること。
この教訓はこのエピソードに留まったかもしれないけど、シェルドンは人生を通して、そして大人になってもこの教訓を学び続けなければならない。
シェルドンの教訓は、多くの人がいつかは学ばなければならないものです。
自分がつらいから、嫌なことがあるからと云って、それを愛する人に八つ当たりするのはフェアじゃないということを彼は学びました。
(でもこの後も彼は気がつかないが同じ過ちを繰り返すが、微笑ましく見れる)
年上のシェルドン(ジム・パーソンズ)がボイスオーバーで云う、大人になってからもずっと持ち続けている教訓です。
もちろん、友人や家族の前では大げさに反応しないというジョークも入っているが、それが真実でないことはシェルドン・ファンなら誰でも知っている。
年上のシェルドンといえば、『ビッグバン★セオリー』が終了し、『ヤング・シェルドン』が個人的に成功した今、愛すべきちょっと気取ったキャラが小生の生活の中に残り続けることを知るのは嬉しいことです。
第1シーズンと第2シーズンの初回から、イアン・アーミテージは、これから何シーズンも続くであろうシェルドン・クーパーの精神を生かすことができることを証明していると思います。
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