このレビューはネタバレを含みます
さすが韓国×ゾンビ×ネトフリ
ゾンビ=B級って言うのはもう古いですね。
韓国のゾンビ映画数々見て参りましたが、今回もすごい演技です、みなさん。
映画「新感染」が浸透しているから、学校内にゾンビが発生しても、まさかぁってならずに本気で逃げる逃げる。で、ちゃんと学園もののエピソード詰め込む。
内容もかなり攻めているなと思います。
あの状況下で高校生に「大人を失うことは知恵を失うこと、子供を失うことは未来を失うこと」と言わせてみたり、軍がヒョサン市に爆撃をするところはなんかはトロッコ問題ですし、政治家や軍に色々言わせているのもすごいと思いました。
個人的には、あれ?ゾンビになっちゃうともう敵なの?友達がゾンビになるのは悲しむけど、同じ高校の生徒同士じゃん切ないって思いました。高3の子みたいに競争激しいから?切なかった。
あと、軍がPC取りに来た時片っ端からゾンビ打ちまくっていたけど、あんなの親御さんが知ったらどう思うか…、ゾンビになったら容赦ないの?韓国。複雑でした…。
チョンサンとメガネくんには生きていて欲しかったな…。
最終話のオンジョちゃん
「いいえ、大人になにか頼むことは二度としません。だから協力を望まないでください」って言う表情がすごかったです。
ところで、こういうデスゲーム系、私はさっさとやられたいタイプです。ずっと逃げるのしんどいし、やはり残されたものはつらいと思うの。
ラスト、あれは羅生門的ラストなのかシーズン2を仄めかしているのか、どちらでもあるのか…、気になります。
今、私たちのおうちは…
次何を見たらいいんや状態です。