このレビューはネタバレを含みます
歴史的名作「ゴッドファーザー」の製作に賭けた人々の実録ドラマシリーズ。
主人公はプログラマーだったけど、テレビドラマのプロデューサーに転身したラディで、彼がベストセラー小説のゴッドファーザーの映画化に奔走する姿がメイン。
利益を生まないといけないパラマウントスタジオの重役たちやら、イタリアンマフィアを揶揄した原作に我慢ならないマジのマフィアからの横槍が入って、そのたびに間に入って調整するラディの姿はまさしく中間管理職。
撮影が始まったら、コッポラのこだわりが超強くてスタッフとぶつかったりして、次から次へと問題だらけ。何とせわしない。
実在の俳優も出てくるのだけど、変わり者のマーロン・ブランドはまさしくという感じだったけど、「俺は主役って感じじゃないんだよなぁ」って言ったり、アル・パチーノってこんなに控えめな感じの青年だったのかな。
最終話はプレミア大成功→アカデミー賞作品賞受賞で、ラディが続編に関わらず、ロンゲスト・ヤードを作るラストだった。
映画製作をラディと一緒に陰で支え続けたベティが、エージェント業を成功させたのが1番良かったなと思った。