こんゆき

ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男のこんゆきのレビュー・感想・評価

5.0
映画「ゴッドファーザー」が完成するまでの舞台裏を描いたドラマ。U-NEXT独占配信で、たまたま配信日から見始めたのだけど、信じられないくらい、最高で最高なドラマだった・・・・・!

映画製作に次々と降りかかる困難。
プロデューサーのアル・ラディはとても才能のある人だと思うけど、製作過程において実際はここまで順調ではないだろう。
ドラマなので多少の脚色はあると思うが、それでもエピソード自体は、ほぼほぼ実在のものなのではと思う。数々のエピソードに驚きが止まらないまま、全10話が本当にあっという間に終わってしまった。

ゴッドファーザーの本編にまったく引けを取らない、ドラマ版キャスト陣も素晴らしい。
プロデューサー アル・ラディ役は、今話題のマイルズ・テラー、秘書のベティをジュノー・テンプルが演じている(痩せた?)。
そして何と言っても、パラマウントの名プロデューサー、ロバート・エヴァンスを演じたマシュー・グードの存在感が凄かった。(格好良すぎる!)今後さらに活躍するのだろうけど、急ぎキングスマンとマッチポイントを見返したい。


本編キャストについても知らなかった事だらけ。
アル・パチーノのイメージ変わったなぁ、、、。
自分的にはマーロン・ブランドの猫エピソードが入っていたのが嬉しかったけど、そういえばニーノ・ロータ(音楽)やダイアン・キートンの話はなかった。キャストサイドの裏話もダイアン・キートン辺りから面白おかしく聞いてみたいものだ。



ゴッドファーザーを通して、ここまで映画の素晴らしさや映画製作の醍醐味を知ることになるとは想像していなかった。映画好きなら首がもげるほどうなずける場面多数、涙なしにも見れないと思う。面白かったぁ、、、星10個。
こんゆき

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