みき

ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男のみきのレビュー・感想・評価

5.0
面白すぎる....................
ゴッドファーザーにこんなに異例づくしで波瀾万丈な裏話があったなんて。知れてよかったし、何度でも見れる。

フランシス・コッポラがまだ大物になる前、経営難を打開したいパラマウントが全てを懸けた作品・ゴッドファーザー。ポスターに名前が載らない完全なる裏方として制作を支えた人たちの話。

私が物心ついた頃、というか生まれる前からずっとヒット作として語り継がれていた同作だけど、原作者マリオ・プーゾの苦境からアカデミー作品賞受賞までをタイムスリップしてのぞき見している感覚だった。こんなの楽しいに決まってる。

そしてベティが、本当に、好きすぎる!!
「他人に決められる人生はうんざりなの」という凄腕秘書(?)の彼女に夢中だった。
正直、最後までベティの役柄はフィクションなのかな?と思っていたので最後の最後で実在した人物だと知って涙が出た。

第1話、フランシスのこの台詞に持ってかれた。(うろ覚え)

「ゴッドファーザーが聖書より売れる理由は?
冒頭の台詞は?
”We believe in America.”
これはマフィアの物語じゃない、アメリカの資本主義を象徴する1つの家族の話なんだ。」
みき

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