真夜中が至高

うぬぼれ刑事の真夜中が至高のレビュー・感想・評価

うぬぼれ刑事(2010年製作のドラマ)
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2022年に初見で観る長瀬智也のうぬぼれ刑事は最高of最高。

そうだ、自分、クドカン作品好きだったんだ!と思い出せてくれるし、三枚目を振り切れる長瀬智也は格好いいし、何故か西田敏行と完全に親子に思えるし、馬鹿を演じる生田斗真は踊ってるとこだけ完全に踊れる人が隠しきれずに美しく、矢作さんはうっかり踊れてないところが矢作さんである。

各話ゲストといい何故キャスティングが実現したんだろうかとか、今となっては理解はできないが最高。

中島美嘉がフルで出てくるのも想定外。
ちょうどそういうのやってる盛りの時期だったのだろうか。
演技もそこまで気にならない。

七之助の女形が美しくない訳もなく、てかドラマでやってくれるんかい!?といやいやそれに並べても長瀬智也美しいな、どういうことなの?っていう。

軽くて勢いでがんがんいく、ラッシュアワー。

けど、ストーリーは何層もあって、最初の予想で辿り着く分は、「と、思うでしょ?」とギャグでさらっと剥がしてかわして、そこかってオチまで行くから満足感。


「『一番綺麗な私を』抱いたのはあなたでしょう」

挿入歌がまた好い。