クリス プラットだから多少は笑えたりするのかと想像してたけど、とにかく悲しい話。
何も救いがない。
一瞬足りとも気が晴れるようなシーンもない。
でも、末端の兵士やその家族について考える時に知っておく必要がある話だとも思うし、それが元ネイヴィーシールズの原作者と制作陣の意図なのは明白。
リアル版『ムーンナイト』的な感じ、かと思いきや、『ランボー』なのか?などなど過去の様々な作品を想起させる。
しかし、今までの多くの無敵ソルジャー系作品と違うのは、とにかく主役が悲しそう。どんな状況でも沈着冷静で無敵、でも表情を見ると常に悲しげ。ランボーのように怒り剥き出しにもならない。あなた大丈夫?と声をかけてあげたくなる感じ。この辺りの演技のバランスはクリス プラットならではかもしれない。