星新一の不思議な不思議な短編ドラマの10の情報・感想・評価

エピソード10
白い服の男
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OSHO

OSHO

白い服の男 2.9 人類は戦争を克服することに成功した。2度と戦争を行わせないように、過去の歴史から、人々の思想から戦争そのものを失くそうとした。そのなかで戦争という概念を持った人を処罰する警察のような機関ができたという世界観。 滝藤賢一さんの白い服、似合わないな^^; そもそも映像化に向かない小説だと思った。(長編の映画なら割とありかも…)
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橘

歴史修正主義の恐ろしさ。 「セ」を憎むあまり「セ」のようになってしまう。 角川の新社屋格好良い。日本じゃない雰囲気になってました。東欧っぽい。衣装もクールです
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こぶたちゃん

こぶたちゃん

まさに本末転倒。 結局、人間という生き物は。
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daiyuuki

daiyuuki

幾多の戦争が、あった世界。 戦争を調べることも、戦争はなかったことにされ、「セ」を言うことも許されない世界となった。 村上虹郎と滝藤賢一。歴史修正主義が平和のためにという理由の為に幅を効かせる思想統制の恐怖。
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すぽんじ

すぽんじ

⭐️⭐️
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Ojigi

Ojigi

このコメントはネタバレを含みます

何度目かの世界大戦を経て平和になった世界。戦争の「セ」の字を口に出すことも禁忌とされ、特殊警察はそれを破る者たちを厳しく取り締まっていた。 戦争を無くすには本を燃やし歴史を改変してでも戦争をなかったことにして、戦争という概念を抹殺するのだという思想。 しかし盗聴や暴力、無邪気に遊ぶ子どもまでも罰することが果たして平和といえるのか。 白い服の男がその矛盾に気づかず、自分のやっていることは絶対正義だと信じているのが怖い。 こういう人が権力を持ったら、どんどんエスカレートして大悪人になっていくんじゃないかと思った。 実際の歴史で起こっていることへの風刺のようで、非常にメッセージ性の強い話でした。 1984年や華氏451度に似たコンセプトを感じる。 キャスティングも衣装もロケーションも良かったです。
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Fumi

Fumi

これは演出よかったよ。
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spoon

spoon

このコメントはネタバレを含みます

滝藤賢一×村上虹郎 「セ」を発言する者は、平和を脅かす者なり。 所持も発言も許さず、知りたいと思う気持ちさえ罪。セごっこする子供も射殺。 不完全な人間が人間を治めているが故に繰り返されてく汚点史。こういう偏った世界に、ならないとも言えないのがこの世界。 鳩が飛び立つ映像に射殺の音が流れる。最後も痺れるな。 服装オシャレだな。
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おちゃ

おちゃ

平和をめざした 平和じゃない世界💦 矛盾…🙄
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hiroko

hiroko

平和を振りかざした暴力… 何から守る為だよそれ😭 「セ」怖すぎるよ〜…無かったことには出来ないけど全人類の記憶から抹消すれば平和になるのか…
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ぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ

戦争がなかったことに…
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あらなみ

あらなみ

このコメントはネタバレを含みます

戦争を起こさないために、戦争の概念を無くそうと粉骨する特殊な機関の話。思想の統制みたいでおっかなかった。原子力やロケットなどの発達も歴史修正されてくの、怖い。思想犯みたいな扱いおっかないよぉ。
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三角

三角

世界観の徹底に脇の甘さを感じるものの見た全ての作品の中でいちばん現代を批評してるっぽくていいと思う。 カドカワのなんか新しい美術館、外観、図書館、桶川だったか上尾だったかどっかの公民館、など背景全てが埼玉県内で完結していてワハハ😂と思った
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のの

のの

戦争の何を止めたかったのか 戦争とはそもそもなんなのか 戦争を知ることがないよう行われる行為は 戦争と同じように残酷なことではないのか… ううううん難しいなぁ
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tak

tak

戦争を憎む思いから、戦争という概念を消し去るために組織された機関。「セ」を口にすることすら許されず、過去を知ろうとすることも取り締まられる。それは思想弾圧に他ならない。戦争を憎んでいながら人を傷つける矛盾。平和を望みながら、自由を許さない矛盾。この薄ら寒い狂気の物語がしっかり伝わる映像化だ。されど、これを数枚のページで表現する星新一って、やっぱりすごい。 短編集「白い服の男」に収録。
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とまこ

とまこ

戦争を無くすために戦争という概念から消す 戦争の「セ」すら発することが許されない このやり方が極端過ぎて、名前は違えど戦争にかわる新たな争いが生まれるんだろうなと思っ
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CHEBUNBUN

CHEBUNBUN

東欧映画かと思う程バキバキに、荘厳にキメてくる画に痺れる。カメラが横移動し、死角に捕虜が入った瞬間、暴力が行使される場面に観客を信用した作りを感じる。これはかなり良かった。
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碧

このコメントはネタバレを含みます

星新一の原作を読んだことはないけれど、ジョージ・オーウェルの『1984年』からの流れを汲む思想統制のお話。 思想統制は、いかに素晴らしく感じても、統制する側(制度の外側)にいる人間がいる限り、誤りうるし、腐敗しうる。 この話でいうと、戦争の暴力は否定しているのに、罪の意識もない幼い罪人への暴力は正当化されるのか?とか。それについて検証される機会もない。 ただ、最近、外国映画などを見ていて思うのは、他の国と比べた場合、日本は、言葉狩りのおかげで差別用語がほとんど使われず、その概念もほぼ消え去っている。この点に関しては、言葉狩りが成功しているように思ったりもする。 (というか、外国映画は、一般人がうっかり真似して使ったらドン引きされる言葉が使われ過ぎでは…)
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夢

そういう考えもアリなのかなと思いました。
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