Mrsフロイ

星新一の不思議な不思議な短編ドラマのMrsフロイのレビュー・感想・評価

-
その昔、かの江戸川乱歩が編集に携わった「宝石」という月刊誌があった(1964年廃刊)。ここに時々掲載されている星新一のショートショートの短編を真鍋博の挿絵と共に楽しみにしていた。
イラストという言い方は未だ無く、挿絵だった。
同じ雑誌の連載に澁澤龍彦の毒薬の手帖があり、この挿絵を描いていたのが宇野亜喜良だった。

星新一のストーリーは、この真鍋博の挿絵が活字と一体になって読者に訴えて来た!
当時小学生だった私の眼の奥にこのビジュアルが、どうやら焼き付いている様だ。

芸達者な役者が巧みに演じ分けるドラマの画面が、星新一のショートショートに見えないのはこんな訳ではないか。。

おまけ
真鍋博は既に亡くなったが、宇野亜喜良(88歳)はお元気で活躍されている♪
Mrsフロイ

Mrsフロイ