黄推しバナナ

クロステイル 探偵教室の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

クロステイル 探偵教室(2022年製作のドラマ)
2.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2022年4月期ドラマ】

原作・脚本 :
八津弘幸
演出 :
六車俊治
舞原賢三
石井満梨奈
出演者 :
鈴鹿央士
堀田真由
檀れい
板尾創路
草川拓弥
篠田麻里子
髙田延彦
福山翔大
伊藤正之
遊佐亮介
冨樫真
山口香緒里

脚本に難があって…取材力が低い…
取材力が低いため取材から得た本題の掘り下げ方が低い…

これが高いと物語はノンフィクションであっても、物語のフィクション要素に厚みがかかって、ノンフィクション < フィクション = 疑似 ≒ 説得力、となる。

逆に低いと上記の逆になる…

他の方がレビューに上げている点はこれに当たる…

父は嘗て売れっ子ミステリー作家・飛田迅平。母は世間知らずのお嬢・飛田千穂子。何かを気になりだすと夜も眠れない特異体質の主人公・飛田匡。多額の借金を連帯保証人の息子に残し行方不明になった父親を探すため、ジョーカー探偵社に頼みに行くもお金が払えず断念…心境状況の報告をスマホ連絡してくる父親は失踪事件ではないと捜査してくらない警察…ジョーカー探偵学校の生徒募集チラシを目にし自ら勉強し父親を探すことを決意。ジョーカー探偵学校に入学した飛田匡は、それぞれの探偵のスキル講師に与えられた課題や実習などの経験を重ねていくうちに探偵への魅力に気付いていく。

漫画特有の突拍子のない物語の進め方なので原作を調べてみたら、八津弘幸の脚本によるオリジナル作品とのこと…

2003年連載
作者 : 三田紀房
掲載誌 : モーニング
「ドラゴン桜」

2003年連載
作者 : 松井優征
掲載誌 : 週刊少年ジャンプ
「暗殺教室」

を彷彿とさせるドラマ作品なのだが、最初に述べたように、

❶監督の演出の力量不足…

❷取材力が低い脚本…

のためリアルでなくファンタジーで厚みのある内容でなく安っぽいチンケな内容に見えてしまう…

①ネーミングがダサい…
ジョーカー探偵社

②学科(講師)に魅力がない…
第一話
南武辰彦(髙田延彦)
尾行・張り込み調査のスペシャリスト。

第二話
皆川瑠依(冨樫真)
盗聴・盗撮調査のスペシャリスト。

第三話
正田正一(森岡豊)
聞き込みのスペシャリスト。

第四話
新偕理子(檀れい)
ジョーカー探偵社代表
行方不明調査のスペシャリスト。

③ワンパターンの物語+謎
探偵への学科

生徒(受講者)の実地調査

生徒(受講者)の私情(家庭)の問題発覚

生徒(受講者)解決=探偵への学科合格

父親の失踪事件に少しずつ近付く“飛田匡”

父親とジョーカー探偵社代表“新偕理子”との関係は

繰り返し

❶❷の時点で物語の物量が足りず①②③が薄くなり物語の厚みも無くなる…
父親の失踪、多額の借金、かなりヘビーなウエイトのある話のはずが、まるでドタバタコメディのような物語の展開…
結果、視聴者は“父親の失踪事件”も“新偕理子との関係”もどうでもよくなってしまう…

演じている俳優も士気が下がりあの演技…とまぁ悪循環です…

題材は過去の作品になく新鮮なのに❶❷が…面白くできる要素が詰まっている作品だけに何とも残念な結果に…

という事で4話で途中離脱…
黄推しバナナ

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