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雨に消えた向日葵のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

雨に消えた向日葵(2022年製作のドラマ)
3.8
雨の日に行方不明になった小学生の行方を追う警察、それを取り巻く人々をじっくりと描く。
少女趣味で児童ポルノを集めている担任教師、少女が描いていたイラストの手本になった警察官僚の息子…、
様々な怪しいと思われる人間が捜査線上に現れては消える。さてその真相はと言うことで、ストーリーは目が離せない展開になっている。
事件周辺の人々を描くことで社会ドラマとなっていく作りではあるが、肝心の少女の家族たちの演技がいただけない。
犯罪被害者でもある刑事役のムロは共感が持てたが父親役の佐藤、これがいただけない。若い頃コメディ俳優としては重宝されていたが、中年になってシリアスな役をせざるを得なくなって頑張っているのだろう…基本的に演技がわかってないと思われ、父親にはひとかけらの共感も持てなかったのが残念。
「被害者でもないのに被害者感情を語るな!」と言うのはメディアの人間はシカと聞いておいて欲しい。
そ担当刑事と捜査員の執念の操作の結果犯人を逮捕すると言うドラマとしては当然の結末を迎えるが、ドラマの中でも出てくるがアメリカでは行方不明の子供の情報を牛乳やコーンフレークの箱に印刷すると言うのは当たり前になっているそうだ…それはそれだけ子供の行方不明事件が多い証…そしてそれはとある組織が関係していて元大統領や有名な宗教家も関係していて警察やFB Iさえも手を出せないと聞く。ドラマも単独犯でなくてそう言う組織犯罪に持っていったらもっと長くなっただろう。世界的にも子供の行方不明事件は増え続けている。
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