雨の日、ある家族の太陽が姿を消した―――
少女誘拐という唾棄すべき犯罪をテーマとし、描かれるのは家族の絆と警察官の矜持。
2022年50分×5話🇯🇵
WOWOWの上質なドラマコンテンツ。今回も重厚な造り。
昨年の大河の秀吉も凄かったが、コメディ要素を一切排除した役者・ムロツヨシの真剣な眼差しに引き込まれる。
万感の想いを湛えた主人公の顔面アップというラストカットは、ポン・ジュノ監督の名作〈殺人の追憶〉を思い出させる。
被害者家族のために、そして自分のために奔走する、一人の刑事の懸命な姿に胸が熱くなりました。
なお、読了後『んだそりゃ！』と本をぶん投げた、道尾秀介〈向日葵の咲かない夏〉とはなんの関係もない。当たり前😤
