子供が親を自死で亡くしている数に驚きました。
静かなピアノ音楽と、ぼー読みのセリフがリアル感を増し、優しさが溢れるドキュメンタリーの様な作品でした。
残された少女の寂しさや苦しさは母親の家族はわかってくれている。
一人じゃないって、少女はとても救われただろう。
子供らしい表現や血の繋がりを感じる叔母との喧嘩がストレートでよかった。
母が自分を残して逝った意味、
わからない、
わからないはこの先もずっと続くだろう
最後のセリフは、子供が吐くには可愛くないなぁ〜とは思ったが、
自死した母を受け入れる迄にはまだまだ時間はかかるだろうが、彼女は生きると決めたのだ。
様々な理由でひとり親になる子供たちの数は増えている。
心に傷を抱え、悲しい思い、寂しい思いをしているだろう。
しかし愛情は親からだけではない、
心からの愛情を注いでくれる人は必ずいる、必ず。