「隕石が地球に落下して、滅亡するかもしれない！」
よくあるSF設定である。
現実にそんなイレギュラーすぎることなど、そう起こりはしない。
しかし、当たり前の毎日が「当たり前では無くなる」ということは割と頻繁に起きるもの。
パンデミックや戦争、大切な人との別れなど予想の範疇を超える出来事はいつも突然訪れる。
そしてそれらはときに、自分の人生や価値観を大きく変えていくのだ。
「その時」がもしも「今」来てしまったとしたら、自分の人生、未練や後悔いっぱいじゃないの？
「後でも良いや」って先延ばしにしていた約束や伝えたかったこと、そのときに言わなくて本当に良いの？と、自分に置き換えてぼんやり考えながら観ていた。
『例え世界が否定したとしても、俺はお前を肯定し続ける』
『タイミングの悪さは、より良い未来へのきっかけなんだと思えば悪くない』
すごく刺さったなぁ。
もう少しラフに、悔いのない日々を過ごしたいなと思えるドラマ。
キャストもとても良い。
