好きな監督（池田千尋）×好きな俳優（鈴木仁）でもダメな時はダメという好例であった。とはいえ最後まで見てしまったけれど。
喧嘩からうやむやに自然消滅的に別れた2人が偶然の再会→素直になれずにお互いつらくあたる→当時の気持ちをすり合わせて復縁→相手のことを考えながら生きていくと自ずと自分自身も強くなれる、って清々しいまでに何の捻りもなかった😂
ツンケンからの甘々を楽しむ作品なのだろうけど、それにしたって生き方や恋愛、友情、パートナーシップのあり方を模索する作品が国内外問わずそれなりにある2022年にわざわざやらなくても。
深い物語の真意なく、カッコいい男が女の子に強引に迫る描写は漫画ならコンテンツとして楽しめるかもしれないけれど、生身の人間が演じるのを見るのはけっこうキツい。
なので邦画、ドラマ業界はほんとにcheeseとsho-comiの作品を実写化するのはもうやめましょうよ、とも思った。
