心霊マスターテープ3作目ながら、外伝的な作品。主要人物もほぼ新キャラ。
撮影する事への加害性など、人間の業や過去の罪をテーマにしているため、3作の中で1番重くずっしりと来る作風。ちょっとホラーとは別に観ててしんどくなるシーンあり。
EYEという副題も複数の意味が込められている。
個人的に前作までの、怪異にチームで探求していく展開の方が好みで、今作はモキュメンタリーというより、フィクション味がより強いホラードラマを観てる印象だった。だからこそ外伝的な立ち位置なのかな。なんとなく展開が読めてしまうところもあったが、決してクオリティが劣っているわけではなく、演出やメッセージ性など監督が作品に強く込めた思いが伝わってきた。
5話の隠し撮りパートの緊張感は異常。毎回、よくこんなベストな役者さん見つけてくるな〜と感心する。
OPのカッコ良さと、6話EDの気味悪さ。随所にセンスが光る。
