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私たちのブルースのnaoのレビュー・感想・評価

私たちのブルース(2022年製作のドラマ)
5.0
オムニバスなので、前半、
引き込まれるまでに時間がかかったが、
見進めるうちに、登場人物たちの人とナリを知るほど、まるで自分が済州島に暮し、隣近所の付き合いを深めているような感覚になっていく。

生まれた土地に暮らし、小さな時から大人になっても家族のように、お互いのお節介をやき、友達の親も自分の親同然に敬う。
済州島では、ホントにんなふうに人生の様々なドラマが営まれているのであろう。

後半はもう、1話1話で泣いてしまうので、
見るたびに感情タンク満タンになってすごく疲れたけれど、それはとても気持ちの良い満たされた疲労感。
良いコミュニケーションというのは、そのくらいエネルギーを消耗するものなんだと思い出したし、自分が最近求めているのは、こういうチームの一員になることだと再認識した。

人は、不幸になるために生まれてきたのではない、幸せになるために生まれてきたんだ。
精一杯、幸せになれるように生きていこうと思う。
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