MI5の窓際部署のメンバーの奮闘。
質の高いテレビドラマの味。それがアップルらしさかもしれない。少し物足りない、眠くなる感じもするがたしかに面白い。
ジャック・ロウデン可愛いね。ゲイリー・オールドマンのふてぶてしさ、皮肉なセリフが楽しい。メンバー本当に頼りにならないの面白い。
スラウハウスという設定、大胆。ガチガチにスパイ作品やると身動き取れなくなるので少し緩さがある。とはいえ大団円とは行かない。MI5内の陰謀を倒せず、長官も握り潰しに躍起という苦い話でイギリスらしい。
パキスタン系の大学生ハッサン、拉致中にジョーク披露させられるの笑った。そして中世の城じゃないよ、せいぜい150年前とか、と犯人を笑う。いいセリフだ。明治時代にできた文化を紀元前からの日本の誇りみたいに言う政治家を想起。極右を笑い飛ばせるのも、極左から極右に転換した政治家という設定が出てくるのも面白い。
ダニエル・ペンバートンの歪んだスコアがかっこいい。
