”感じることない？周りに流されてるって。
本当は変わりたいのに周囲の反応が怖くて身動きが取れなくなる。まるで本当の自分を心の奥底に葬り去ってしまったみたいにさ。”
実は既に3周目に突入しています。この言葉でどれだけこのドラマが素晴らしいかが伝われば嬉しいです。
全世界で発行部数100万部のベストセラー漫画が原作のこのドラマ。ゲイ、レズビアン、バイ、トランスジェンダーが”主役”です。ちょっと話題になってるし、セックスエデュケーションやLove, サイモンが好きならハマると聞いていたので何気なくみてみるか、と思ったが最後。一話目からガッツリ心を掴まれてしまい、そこから余裕の一気でした。
”好き”という気持ちを大切にすること。それはどんな形であれ、隠したり恥じる必要は全くもってないということ。
簡単にいうと高校が舞台のティーンドラマなのですが、この作品に出てくる恋人たちがとにかく愛おしくて可愛くてたまらない。かといって恋愛が全てのゴールではないとしてるところも凄くいい。十人十色で、悩みもそれぞれ違う。作品がそれを尊重してる。登場人物の心情の描きも凄く繊細で秀逸。ちゃんとした知識を持ったやさしい大人もいる。こんなドラマ今までになかったんだよな。
クィアもの特有の拒絶やジャッジングなどのきつい要素も個人的には重すぎず、いじめなどはあるものの、それを帳消しにしてくれるくらいにハッピーな要素の方が格段に多いので有難かったし嬉しかったです。それにティーンものなのでセックスが絡んでこないのも個人的には物凄く有難かった。
ところどころ織り込まれるお花やハートをモチーフとしたコミックのようなエフェクトやプライドの象徴であるレインボーが出てくる演出も本当に可愛くて大好き。
これみてる時が本当に幸せで、アー！！！！！スキ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！となってしまう。生きててよかったと、人生って最高だなと思わせてくれるようなドラマ。泣かずに見れない。
人生でみてきた中で一番好きなドラマかもしれない。
劇中歌たちもどんぴしゃにハマってしまって、ほぼ一日中プレイリストをループしている。特に”My Own Person”と”Paper Mache World”がお気に入り。このドラマの凄いところは劇中歌のアーティストもクィアの方が多いというとこ。
長年自分の在り方について疑問を抱き、よく映画やドラマの中に”どう在りたいか”を導き出せる手掛かりの存在を無意識に探していたのですが、このドラマは”好きという気持ちを大切にすれば良い”と、”そのままの自分で幸せになってもいいんだ”と日々必要のない劣等感でいっぱいになっていた自分を解放してくれたような気がしました。
描きたい想いが沢山あって上手く書ききれないけど、これからも何度でも見返すし、何度も愛することの素晴らしさを学ぶし、大好きなキャラに逢いに来たいし、勇気を貰うと思う。ありがとう。
⏬いつも通り鑑賞中に書いた纏まらなかった感想たちを載せます
キュンキュンが止まらなかったな
チャーリーにすごく親近感を覚えてしまったし強かったよね。本当にいい一話目だった。自分がめちゃくちゃ傷付けれられてるのに”君が苦しんでることも知ってる”って言ってあげるの偉すぎちゃってたな。ニックも超可愛い。
パーティーでのタラとダーシーのキスシーン、レインボーのエフェクトがかかってて、本当にキラキラしてて眩しくて最高だったな。それをみてたニックの表情もおなじくらいキラキラしてて涙が止まらなかった。
タラとダーシーと話すニックが嬉しそうなのが本当に愛おしい
アジャイ先生の”隠れていた方が安心できるように思えるが、物凄く孤独なんだ”って言葉でボロ泣きしてしまった。まんま自分の今日だな
チャーリーとニックが人生でみた中で一番のベストカップルだと思うずっと幸せでいてくれ
原作へのリスペクトが強く感じられる作品はドンピシャで大好きなのでこのドラマは運命だと思う。本買おう。（買いました）
ニックやチャーリーとかほとんどの役者さんと同い年で泣いちゃう。すごいし嬉しい。エルなんて誕生日2日違いだ！！！！！
