岡田拓朗

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班の岡田拓朗のレビュー・感想・評価

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(2017年製作のドラマ)
3.7
おもしろかった。
救いようのない組織や世界の中で生まれる闘い、葛藤、自分なりの正義を追い求めて生きていく姿。
組織としての正義とはなんだ!
そして何よりそれぞれのキャラクターとアクションシーンが見応えあってよかった。
特に最後の小栗旬と金子ノブアキのアクションシーンは、鳥肌ものだった!

日本で生きてると、遠い世界のことのようだけど、諸外国では大なり小なり似たようなことが起こってるのかなーとか考えてみたり…。

まあでもやっぱりテロはよくないよなーと。(当たり前だけど)
どこかの世界や組織の中で生きるということは、法やルールは付きもので、確かにそれに対しての生きづらさや不幸からの復讐の念があがるのはあると思うけど、暴力や人を殺すことで、根本的に解決できることは何もなく、変わらないと思う。
じゃあどうするんだ、という話でもあるけど、この世の中もやもやは大なり小なり誰もが抱えているもの。
まあそれでも健全に生きていきたい。

どんな人もが生きやすく、満足できるような世界を作るのはどんなに難しいことなんだろう。
もはや想像できない。

終わり方が続編を期待してしまう!
続編するならこの5人が国家を正すという意味で、彼らなりに国家と対峙していくような展開とかなら最高。
岡田拓朗

岡田拓朗