国家の番犬、公安のさらに特別部隊のお話。
カルト教団や政界、テロを秘密裏に解決する凄腕集団。
世の中の闇のようなものを軽く描いてはいるが実際の出来事には遠く及ばないフィクション。
元総理を撃ったと言われている教団員。その教団は総理のお爺ちゃんである元A級戦犯でありCIAの下っ端エージェントでもあった岸信介。
こんな闇を抱えた日本という国の闇を描くのならもっと黒くないと。
それでもテレビドラマにしてはかなり頑張ってる方だと思う。
潜入捜査員がテロに走ったりと実際にありそうな、いや多分その筋では事実として存在していることなんだろう。
例のオウム真理教のあのあーゆえばじょーゆーも公安の潜入捜査員という噂もある。
小栗旬をはじめがたいの良い俳優をキャスティングしている。
最終話の自衛隊の特殊工作員はミュージシャンのようだが凄腕というオーラは感じなかった。
終わり方もまたドラマとしては異色。
その辺の作りもなかなか良い。
西島秀俊と小栗旬の演技力のコントラストも面白い。
方や達者で柔軟、方やいつもおんなじ。
