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六本木クラスのCinemanのレビュー・感想・評価

六本木クラス(2022年製作のドラマ)
1.0
「六本木クラス』全 13話
田村直己、樹下直美、本間美由紀、小野浩司監督
2022年 日本
鑑賞日:2023年10月12日 Netflix

韓流ドラマに引きこまれるきっかけとなった一本「梨泰院クラス」に出演しているキム・ダミは大のお気に入りだ。
なので、
日本ヴァージョンはどんな感じなのかな?と恐る恐る観たのです・・・。

冒頭の六本木のクラブのダンスシーンでこれはダメだなと思った。
踊っている人たちの熱気が希薄なのは演出のせい?
それとも今の日本人の熱気、本気度が希薄なの?
面白い韓流ドラマが放つエネルギーはとても心地良く力強い。
物語が陳腐でも役者の存在感や表現力と監督の力技で乗せられてしまう。
「六本木クラス」では主演の竹内涼真とその父親役の光石研がハマっていた。
「梨泰院クラス」の一番の魅力はキム・ダミの圧倒的な存在感。
彼女が最初に登場シーンで、えっこれは誰なの?と目を見張り、最終回になる頃には大ファンになってしまった。
大昔「池袋ウエストゲートパーク」で初めて蒼井優を観た時と同じ感触。
本作はそれを確かめたくて。
アヴァンタイトルでの出演場面はおいといて、2話目で正式に登場するシーンまで観たけれど30分で途中下車。

第二話で途中下車した「VIVANT」と同じように役者も映像も気負いすぎていて疲れる。
その点面白い韓国作品は役者の存在感や演技力と緩急自在な演出とが響き合って心地良さが感じられる。

【5 star rating】

(☆印の意味)
☆☆☆☆☆:超お勧めです。
☆☆☆☆:お勧めです。
☆☆☆:楽しめます。
☆☆:駄目でした。
☆:途中下車しました。
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