みかん

エセックスの蛇のみかんのネタバレレビュー・内容・結末

エセックスの蛇(2022年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

トムヒに牧師やらせちゃダメだって……分かってるでしょ、見た人皆トムヒの虜になるって…

風情あるイギリスの田舎町で噂の蛇🐍を探すミステリー…?ドラマ…?ラブロマンス…?

ヴィクトリア調の建物内装だったり世界観に趣があって「文学を映像化するってこの事かもしれない」。
敬虔さや崇高さを感じられる6話だった。

トムヒは言うまでもなく良い。妻子持ちで牧師やってて+不倫とかいうsinにsinを重ねる性格難だけどトムヒだから許したくなる(だめ)
尊すぎて何回同じ箇所をリピートしたことか。絵画か。危うくトムヒ沼だよ。ビジュと演技力に☆5億あげたい。

加えてルーク役Frank Dillaneとステラ役Clemence Poesy。
ルーク最初はいけ好かない気取った医者だと思ってたけど(失礼)、ピュアゆえに医学の進歩とコーラに熱心なのもう応援するしかなかった📣
怪我後の葛藤具合演じるの上手い。
また強めのBritish Accent最高🙌

Clemence Poesyは炎のゴブレットでお馴染みボーバトンのフラー役イメージ強かったけど、
コーラの友人であり、ウィルの妻として周りと持病の状況を汲み取ってアシストする場面毎回泣いたんだが。女神か。今作で一気にファンになった女優さんだった。

ストーリーは原作2016年発表、ドラマ2022年公開なだけあって史実重視というよりかは結構フェミニズム強め。
コーラが未亡人になって考古学者として学会に出たり、マーサが社会活動に熱心に取り組む姿、自らの引き際を決めるステラ等「自立した女性像」を体現してたイメージが強い。
マーサに関してはL要素もあったしかなり現代的。

あとはUKっぽさのある既婚男性との不倫(ド偏見)とか見どころあったけど
個人的にはミステリ要素の伏線回収が浅くて浮遊したままだったのが解せない〜

結局蛇🐍じゃなくて鯨🐳というオチだったり、
描写があったマイケルのDVとかも深く描かれてなかったから物語の深みに欠けた印象。
グレイシーがどんな罪犯して誰にやられたのかもはっきりしないし。

不倫も未遂で終わったから中途半端と言うか。
全体的に宗教絡みなストーリーだったことも無宗教かつ無学な私には理解できなかった部分が多かった💦
文学的と言えば文学っぽいんだけどね。

キーラ・ナイトレイのコーラも見てみたかった


1.
登場人物多すぎて名前覚えるのやっと。少しcarnival rowっぽいけどトムヒが牧師役だから上手くキリスト教絡んできそう。シーボーン夫妻はDV疑惑強めな描写

2.
ルークが心臓手術に成功。マーサとスペンサー…?Kidsが🐍を信じ始めてナオミ糾弾したら気絶した、ナオミになんか取り憑いてる?

3.
ジョーってランサム夫妻の娘だったのか笑。グレイシー見つかってみんな🐍信じ始める。ウィル絶対コーラ好きやろ、ステラ体調悪そうなのに

4.
コーラとウィルのsexual intentionがバチバチな回。もう完全に周りに好きバレしてるやんってやつ。ステラも病状とウィルの心境全てを解った上でお願いしてる所がなんとも切ない。この回で一気にクレマンス・ポエジーの大ファンになっちゃった…
トムヒのI can't think clearly when I'm around youとLove is not weaknessは悶絶案件、でも牧師様としてはもうsinまみれで牧師資格剥奪案件

5.
みんな堕ちてく。もうただひたすらにマーサ、ルーク、ステラの3人が可哀想。ウィルが妻の余命宣告受けて家族選んだだけまだ良かったけど、フラれて落ちぶれて襲われるルーク不憫すぎるな…最初好かんキャラだったけど今もうお前を幸せにしてくれるのは絶対にコーラじゃないから他の人にしておけって全私が言ってる

6.
蛇じゃなくて鯨かーい🐳
ナオミ襲われたんじゃなくてただ家出してただけかーい
ステラ亡くなったら後結局そこくっつくんかーい
って感じ
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