久しぶりに、毎週欠かさず観ている大河作品。
(1) 第一話〜四話:
身分なんて気にしなくてよい、という考えは、道長の素性を知ったうえでも、まひろは信念として保てるのだろうか。また、道兼の弟ということが、道長とまひろの関係性に、どのように陰を落とすのか。第4話終盤で、物語が加速する。
(2) 第五話:
過去の《罪》の因果は、現在から振り返って、多様に解釈しうる。客観的には、道兼が、ちやはを殺めたことこそが、《罪》の根幹であるように思えるが、まひろも道長もその因果のなかに、自らを配置してしまっている。どうしたら、二人は、この《罪》の意識から解放されるのだろう。
(3) 第八話:
道兼の前で琵琶を弾くまひろの姿が、圧巻だった。
(4) 第14話:
星落ちてなお、権力が増す藤原兼家一族。
(5) 第15話:
悲しみを、書くことで癒すということ。
(6) 第19話:
身分を超えた登用への、まひろの想い。
(7) 第22話:まひろと父が越前へ。