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君の花になるのakariのレビュー・感想・評価

君の花になる(2022年製作のドラマ)
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すごく面白くて、感動しました。あす花の「最高!」にめちゃめちゃめちゃめちゃ元気もらえる……。毎話泣きました。大好きです。視聴率とかそういうのに惑わされてはいけないなと思いました。急すぎずベタすぎない展開で、全ての完成度が高くて驚きました。台詞や表情、細かい部分から溢れる作品全体のあったか〜〜い空気が本当に本当に良かったです。枠外に手書きで書いてあるみたいな、ちょこっとしたアドリブっぽい台詞が面白くて好きでした。1クールドラマ限定の即席グループとは思えない、8LOOMくんたち何者…??
第1話「どっちでもいいから、胸張って選びなって。佐神くんが決めたことならどっちでも、私は正解だねって応援するから」泣きました。自分という存在を応援してくれる人がどれだけ力になるでしょうか。さっきまでしぼんでいたはずが、一瞬で力が湧いた弾の行動力に胸が熱くなりました。高橋文哉くん、くすぶり演技が似合いますね。弾はイケメンっていうより「男前」だなと思いました。動物園のときみたいなレトロな雰囲気の服が似合います。襟足が可愛くて観察してしまいました。普段ムスッとしているのに、ナルからの呼びかけに意外と優しい顔で振り向く弾にはきゅんときました。カレーニキ可愛すぎる。
弾が背負い込んできたものをメンバーに分け合う第2話、感動しました。「宝くんには…リーダー投げちゃえば?」そんなことまで投げていいのかなと不安な気持ちになります。でも、いいんだよって温かいメッセージが本当に良かったです。弾と有起哉にハグさせた宝にはリーダーの素質がありすぎました。
ハナコ菊田がちょうど良すぎました。姉の旦那感がすごい。と思ったら結構クズだったのでショック受けました。あっさりと手放して自立するお姉さんがかっこよかったです。宮野真守、日本のドラマ界に必要な人材で笑いました。唯一無二の存在感、演技がすごいです。いや雅マモル!!
あす花への気持ちを素直に言葉にできない弾を焚きつけたカレーニキがすごすぎて笑いました。ぼんやりしているのに核心をついてくる感じが好きです。「思ってることいちいち口に出したら、めんどくせえことになるだろ」「でも、弾、いつもめんどくせえことになってない?弾、思ってること、全然口に出さないのに」
良いところしかないのに、自分はだめだと思っている宝が切ない第5話。竜星との認めあう関係性が良かったです。メンバーそれぞれが宝の良いところを書いてくれたノートで涙が出ました。どんどんグループがいい雰囲気になっていて、見ていてほっこりします。もう完全にファンになりました。「Come Again」1位めでたすぎる!感動して胸が熱くなりました。展開が全部ドキドキして楽しくて面白いです。ケンジさんを囲んで喜ぶ8LOOMで笑いました。1位を取って全員で叫んでるグループ愛すしかありません。努力が報われて本当に良かったです。
元メンバーと再会する第6話、またまた泣いてしまった…。 一緒に過ごした時間は本当に楽しくて大切だったんだと思う。一度は逃げてしまったけれど、もう逃げ続けることはありません。一度失っても苦しくてもまた夢は見られるし、見つけられるという強いメッセージを感じました。絆を再確認し、もう一度仲間になった8人のハグに感動しました。8LOOMの活動に全てをかけ、全力でメンバーにぶつかる有起哉がアツくてかっこよかったです。唇を震わせながら、泣きながら訴えかける姿には私まで心が動きました。素晴らしいお芝居でした。8LOOMの盛り上げ隊長かっこよすぎる。内にある情熱をちゃんと外に放出できる力を持っている有起哉が好きです。尊敬します。ビビるほど高尚じゃん笑った。
クイズに本気な栄治がかっこいいです。ユズとの関係性も良かったです。自分で早押しクイズ出しては答えてるシーンは笑いました。8LOOMに弾以外が曲を作るなら…と思って曲作りを始めた巧で泣きました。巧が可愛くて偉すぎて何度も心射抜かれています。「俺は、みんなが100全力で幸せじゃなきゃ嫌だ!」8LOOMのために頑張ってきたことが、少しずつ自分自身の夢になっていきます。次の夢を見つけていない有起哉が明るく振舞っているのが辛かったけど、ちゃんとみんな認めてくれているのが伝わって良かったです。最後になおちゃんが有起哉推しになってるの良すぎ……。竜星いつも泣くの早すぎるし泣きすぎだし可愛すぎる。
ラスト最高だった〜〜!涙出る〜〜。みんな輝いていました!この日のために、一生懸命作った音楽。弾の命ともいえる音楽。最高って、花丸って言われたらどれだけ嬉しいか!!8LOOM最高!私もブルーミーとして、いつまでも帰りを待ちます!

プレゼントは花丸、可愛い…。
「自分で無理に花丸付けることないし、俺は花丸じゃなくていいって思ってるし。でも、あんたは最高だから。あんたに花丸付けたい」
「どうせならさ、お互いに花丸付け合おうよ。愚痴言ったり、くだらない話したりしながら、褒め合おう」
「花丸を付けなくていいって言ってくれてありがとう。それでもたくさん、花丸を付けてくれてありがとう」「あなたたちの見る夢は、あなたたちは本当にまぶしくて。私ももう一度、夢を見ていいんだって、そう思えた」
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