1話
恋をしたら人は死を選んでしまうかもしれない、恋をしたのにそれを殺したいという感情だと勘違いしてしまうかもしれない。
恋には悪魔が潜んでいるのだろうか、坂元裕二が今回はどこまで連れて行ってくれるのだろうか。皆さんもマーヤーのヴェール剥ぎ取り刮目致しましょう。
2話
謎解きは30分ほどで終わる、という意味ではやはりそこは本題ではない。今回は太賀の告白のシーンが見もの。(兄に)伝えられなかった愛。得てして、それは初恋とも似ている(大概が伝えられないまま終わってしまう)。
5話
1-4話は序章に過ぎなかった。
この話では遂に坂元節が随所に炸裂。
鈴之介(林遣都)は「喜びを得ることが悲しみの始まり」と’知っていた’のだ。本当に怖かったのはシャンプーの時に後ろからトントンされることではなく、誰かを失うことであり、自分の優しさが他人から気味悪がられることであったのだろう。それを埋めていくのは「友達」で、居住区が近いからという理由で集められるだけの学校という小世界で見つけられないとしても、いつかきっと出逢えるから大丈夫。カラオケでチェリーを熱唱している4人の美しさで画面が滲む。
