しょん

I”sのしょんのネタバレレビュー・内容・結末

I”s(2018年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時に原作を読み色々な意味で衝撃を受けた大好きな作品。
魅力的なキャラクターやストーリー展開、表現の仕方。原作者の桂正和先生は凄い。

偶然、レンタルショップで数十年ぶりに、このタイトルを見つけて、原作ファンとしては怖いもの観たさでレンタルしました笑
大抵は実写化って失敗するよね…。
いざ、視聴したら思ってるほどに酷い感覚は無く、色々と思い出補整しながら楽しめました。
主題歌もすごい好きになった。
小道具や演出シーンも原作をちゃんと読まれて製作されたのかなと感じた。

ストーリーは、ほぼほぼ原作にそって展開てたかと。
ラブコメとしてハマる人は十分楽しめる作品です。
時代設定が1990年~2000年頃の為、ネットやスマホ(携帯電話)の普及、隣人や友達との距離感はその時代ってところは頭に入れて観てほしい。

ストーリーは主人公の小学生時代に好きな子に嫌われたトラウマから、高校生になっても好きな人には素直になれず突っ放してしまう
性格(逆走君)が災いとなり、ヒロインにも上手く気持ちが伝えられない中で主人公はヒロインの恋人になれるのかという話。
学生編は色々な恋愛をして誰と結ばれるか、社会人編はそれぞれが別々の道に進む中での生活環境、心境の変化でお互いの想いがすれ違っていく話。

ドラマから作品を楽しめた人は是非とも原作を読んでほしい。
絵がとてもキレイだし、ただただ恋愛漫画って感じよりはコメディ要素やシリアス要素もちゃんと詰め込まれており、ドラマより少しHな描写は強いかと思いますが、よりI"sの世界観を楽しめると思います。
それからドラマでは伝わりにくい、各キャラクターの心境描写がキレイに描かれてて、胸を締め付けられるシーンが多い。
ドラマだけ観た人は、出演者の言動や行動に違和感があるかもしれませんが、原作を読めば理解できると思います。
主人公の優しすぎるダメ男っぷりも…少しは理解できるかと笑

読んだ人はいつの日か経験した甘酸っぱい感じが何とも言えないと思います。
私はどちらかと言えば、こんな恋愛経験してみたかったなぁ~…と思う方ですが笑

個人的には【いつき】が一番好きかな…と思ってたけど、ヒロイン各々が魅力的だよな、うん。
また、原作読み直そう。
しょん

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