あーさん

ももさんと7人のパパゲーノのあーさんのネタバレレビュー・内容・結末

ももさんと7人のパパゲーノ(2022年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

見逃してしまったドラマ。
その事をコメントに書いたら、わざわざ再放送のお知らせをして下さったフォロワーさん♪(ドラマ通でたくさん観てらっしゃる!)ありがとうございます🍀

主人公ももさんを演じる伊藤沙莉がリアル!あと、染谷将太のフニャフニャ感がすごく好き。
ホームレスのおじさん→に見えないけど💦(浅野和之)が放つ究極のセリフ、、うーん、深い。白と黒、じゃなくて行きつ戻りつするグレーな生き方。

色んな人が出てくるけど、やんわりと多様性についても触れていたように思う。それぞれの年代、性別によって悩みや生き辛さの理由は様々。そのレベルも人それぞれ。
それくらいの事で…なんて違う立ち位置の人間が言う事ではないよね。そんな事を思った。
"死にたくなるコップの水"が溢れるのが早い人、ゆっくりな人。違う人間なんだもん、そりゃ違って当たり前だ。

その中で、パパゲーノ、という言葉が印象に残った。
→死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で“死ぬ以外”の選択をしている事らしい。
モーツァルトのオペラ『魔笛』(お父〜さん、お父さん!聞こえないの〜?"というアレですな)の登場人物に関連付いていると知り、目から鱗。。結びついていなかった!

よっぽどの事でない限り、"死にたい"とか"自分はダメだ"とかいうネガティブな気持ちを匂わせてくる人は、好きではない。誰だってそんな気持ちになることはあるけど、言わないだけで。
その昔、そんな風にこっちの状況に構わず一方的に頼ってくる友人が許せなかった事がある。
今思えば、自分も肩に力が入ってたんだな、、と。
死にたいって言ってもいい。でも、あと少しだけ頑張ってみようよ。そんな言葉が口から出ていれば…。
否定して励ますのではなくて、肯定して背中を少し押してあげる。そんな関わり方ができたら良かったのかな。
青春のど真ん中、誰もが溺れそうになる時期に、余裕がなくて。そんな苦い思い出が蘇る。

歳を重ねると、あちこち痛くなるし、目は霞むし、容貌にも変化が…😔⤵︎残念なことばかりだけれど、でもメンタルはどんどん強くなっていった気がする。若かりし頃のペラッペラの自分がよくぞここまで…笑(頑張った!)
"幸せになりたければ、長生きしたら良い"。養老孟司先生の言葉の通りだな、と思う。
若い時の方がよくわからなくて失敗するし、失礼なことやったり言ってしまったり、、でもそこから学んで知恵がつく。
少々のことは笑い飛ばせる。関西人なら、ネタになる笑 ラッキー✌️
時代も変わる。それまではマイナスだったことが、強みになる。
長く生きてみるのも悪くない。。

色んな年代、違う立場の人と話す事が大事だな、と思う。歳の離れた友人とか。私にとっては、Filmarksもそんな場所の一つ。

頑なではなく、柔らかい心でいよう、、そう思った。
多種多様な生き方があって、良いよね!





そこから派生して、ネガティブ・ケイパビリティという考え方をフォロワーさんから学んだ。

"答えの出ない事態に耐える力"

今、この力が改めて必要とされていると思う。
あーさん

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