ドスティ

ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-のドスティのレビュー・感想・評価

3.2
完走。
米犯罪ドキュメンタリー(制作はフランスで未見)の火付け役となった実話のドラマ化なので、よくある実録ものと一線を画すし小説より奇なりな事件自体も興味深いけど、演出がやや悪趣味に感じた。

1時間強を全8話観ても真相は藪の中で消化不良。

コリン・ファースは有罪にも無罪にも見える自身のイメージを巧く利用し天晴れ。
同じHBOドラマ、フレイザー家の秘密(フィクション)のヒュー・グラントを思い出した。

トニ・コレットの表情だけで全てを伝える演技は素晴らしく、何度も映される死に様は痛ましい。

ジュリエット・ビノシュ久しぶりに見た。
暗い影を纏うデイン・デハーン大好き。

パトリック・シュワルツェネッガーも軽薄な中に闇を感じた。
ソフィー・ターナーはあまり目立たず。
オデッサ・ヤング良い。
オリヴィア・デヨングって「エルヴィス」のプリシラ!?

カメレオン俳優マイケル・スタールバーグはまた全く違う役柄を完璧にこなして凄い。
ドスティ

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