最初は自閉症スペクトラムの描写に疑問がありそうで、観るのを躊躇ってたけど…面白かった！
空気の読めない天才ウヨンウを取り巻く弁護士や仲間、家族の物語。
やっぱり脚本も面白いけど、役者が上手いんだねー。
障がいの描写や現実はもうちょっと辛辣でも良かったのだけど…作品の明るいテイストを優先した感じかな。
恋愛シーンは上手く行き過ぎ感あるけど、可愛いからいいか。とにかく可愛いからね。日本では見かけなくなった回転ドアに萌えさせられるなんて。
ウヨンウがクジラに執拗なこだわりを見せるところは、「ユニークライフ」のペンギン好きのサムを彷彿とさせます。リスペクト…というか、発達障害をテーマにした他作品を細かく研究してる様子は伝わってきた。
各話ごとにだいたい一つの事件と裁判シーンがあり、韓国の現代社会問題もシニカルに取り入れている風。
重たくなりすぎず、各話の最後にほっこり気分になれるのは好きでした。
